2014年1月21日火曜日

1万トン級の中国海洋監視船:世界最大の「しきしま」の1.5倍の大きさ

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●20日、中船重工網によると、中国は1万トン級の海洋監視船の製造を進めることが明らかとなった。写真は中国の海洋監視船。


レコードチャイナ 配信日時:2014年1月20日 21時50分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=82071&type=0

中国が1万トン級の海監船製造へ=世界最大の「しきしま」でも7000トン―中国メディア

 2014年1月20日、中船重工網によると、軍事工業企業704社の2013年の民間用製品の新規受注額は8億元(約136億円)に上るが、これは2012年と比較して25%増加している。

 また、これらの企業が2013年に新規に契約した公務船の受注額はおよそ2億8000万元(約48億円)だった。
 そのうち、注目すべきは1万トン級と4000トン級の海洋監視船を受注したことだ。
 減揺水槽は1500トン級、4000トン級の海洋監視船の応用を実現し、輸入した水槽よりも高い効果を発揮する。

 中国メディアによると、現在、世界最大の海警船舶は日本海上保安庁の巡視船「しきしま」。
 排水量は「7,175トン」で、1992年に就役している。


 「大きいことはいいことだ」
 これは鉄則である。


サーチナニュース 2014-1-22 09:00
http://news.searchina.net/id/1521754

中国が世界最大規模の海洋監視船を建造へ、日本巡視船を超える

 京華時報によれば、中船重工の研究所が1万トン級の海洋監視船の造船プロジェクトを受注し、建造を開始したことが分かった。
 現在の世界最大規模の海洋警備船は海上保安庁が保有する排水量7175トンの巡視船「しきしま」だが、中国の海洋監視船が「しきしま」を越えて世界最大規模になる見通しだ。

 報道によれば、1万トン級の海洋監視船プロジェクト現在、クラッチのテストが完了したところで、中船重工は「テストによって得られたデータは1万トン級海洋監視船プロジェクトの推進に寄与するだろう」と発表した。

 現時点における世界最大の海洋警備船は海上保安庁の巡視船「しきしま」だ。「しきしま」の排水量は7175トン、大型のAS332ヘリコプターを2機搭載でき、35ミリ連装機銃2門のほか20ミリ機関砲2門を装備している。

 一方、中国最大の海洋監視船は2011年に進水した4000トン級の「海監50」だ。
 「海監50」は中国でもっとも総合能力が高い多機能の大型海洋公務船とされているが、1万トン級海洋監視船が進水すれば、中国の海洋監視能力は一気に引き上げられる見通しだ。



レコードチャイナ 配信日時:2014年1月26日 18時26分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=82351&type=0

<尖閣>中国が超大型巡視船を建造、日本のしきしま級を上回り世界最大に―中国メディア

 2014年1月25日、人民網は記事
 「中国の1万トン級巡視船は波を起こして侵犯船を追い払う能力を持つ
を掲載した。

 中国海監局が新たに1万トン級の巡視船を建造することが明らかとなった。
 現在、世界最大の巡視船は日本海上保安庁のしきしま級(排水量7175トン)。
 中国の巡視船はこれまで4000トン級が最大だったが、新型船で一気に逆転することが可能となる。

 この超大型巡視船はどのような能力を秘めているのか。
 中国社会科学院の海洋領土問題の専門家、王暁鵬(ワン・シャオポン)氏は人民網の取材に答え、船が引き起こす波で相手の船を追い払うことすら可能だとその意義を強調した。

 また風が強く海が荒れている状況でも、他の小型船を帯同して巡視航海することが可能になるほか、航続距離の長さを生かして沖縄トラフから南シナ海の南端までカバーすることが可能だと指摘した。



サーチナニュース 2014-02-11 10:30
http://news.searchina.net/id/1523698

わが国の海域上空監視、日本の海上保安庁より劣っている=中国

 環球時報(電子版)はこのほど、
 「日本の海上保安庁に比べ、中国海監の空中における法執行能力は極めて弱い
と論じた。
 中国海監が保有する航空機は計10機に過ぎず、中国海監北海、東海、南海の航空支隊に配備されている9機で300万平方キロにわたる管轄海域の監視を行っているのが現状だ。  
 海上保安庁は固定翼機37機とヘリコプター49機を保有しているのに対し、
 中国海監が保有する航空機は中国産の運-12固定翼機、直-9Aヘリコプターを含む10機にとどまる。  
 中国海監は10機中9機を北海、東海、南海航空支隊に配備し、中国が管轄権を主張している300万平方キロメートルの海域の巡航と監視を行っているものの、捜索できる距離には限界があるうえに通信手段も立ち遅れているのが現状だ。
  記事は海上保安庁と中国海監の空中における法執行能力の差を認めたうえで、
 「複雑化する海上権益をめぐる争いに対応するために、わが国は法執行力を速やかに向上させなければならない」
と論じた。
  2013年9月に開催された第15回北京国際航空ショーで「新舟60海監版」が一部披露された。
 記事は
 「将来的にさらに優秀な人員と装備が歴史の舞台に登場するだろう」
とし、
 「わが海監の空中における法執行力がまもなく劇的に成長することは間違いない」
と論じた。




【劣化する人心と国土】


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