●6日、オーストラリアの華字ニュースサイト・ 澳洲網は、「豪政府は中日に対する態度の違いを反省せよ」と主張する記事を掲載した。写真はオーストラリア、ゴールドコースト。
中国がいらだつのもわかる。
何しろ中国の恩恵を最も受けているのは韓国とオーストラリア。
中国が咳をすると、この二国は肺炎になると言われている。
オーストラリアは最近の世界不況をもっともうまい舵取りで乗り切ったと言われているが、そんなことはウソ。
ただ、中国への資源輸出が止まらなかっただけ。
幸運にすぎない。
となれば、今のオーストラリアの態度に激怒する中国の姿勢は自然なものと言える。
前の首相は労働党のラッド。
首相になって最初の訪問国は中国。
中国が喋れるという強みも持ちがっちりと食い込んで、いまのオーストラリアの安穏を作った。
その後に首相になったのは自由労働党連合のアボット。
ラッドとは反対指向。
彼いわく、「日本はベストフレンド」
よって、日本の悪口は言わない。
『
レコードチャイナ 配信日時:2014年1月8日 10時20分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=81480&type=0
豪政府は中日に対する態度の違いを反省せよ=靖国参拝に口閉ざすアボット首相を批判―豪華字メディア
2014年1月6日、オーストラリアの華字ニュースサイト・ 澳洲網は、
「豪政府は中日に対する態度の違いを反省せよ」
と主張する記事を掲載した。
以下はその内容。
オーストラリアのアボット政権は、中国による防空識別圏の設定に批判的な態度を取る一方で、第2次世界大戦で自国に損害をもたらした日本の安倍首相による靖国参拝には口を閉ざしている。
中国が東シナ海の防空識別圏の設定を宣言したとき、全く無関係の豪州政府は日米の後を追って「受け入れられない」との態度を示した。
アボット首相は就任時、日本はオーストラリアにとってアジアで最も親しい友人だと述べており、その愛憎の違いがよくわかる。
中国はオーストラリアにとって最大の貿易相手国で、中豪自由貿易協定の交渉も大詰めを迎えている。
また、中国はオーストラリアに最も多くの観光客と留学生を送り出しており、アボット首相は自身の態度がどのような結果を招くかをよく理解しているはずである。
オーストラリアは100万人近い華人人口を有し、華人コミュニティは多元的文化社会の重要な構成要素だ。
中国語はオーストラリアで英語に次ぐ話者数を誇る。
アボット首相が中国語を話せるかどうかは問題ではないが、首相が立ち位置を間違えば、国民は投票によってそれを指摘することになるだろう。
オーストラリア国民が自発的に書いた中国大使宛の手紙で、安倍首相の「悪魔への参拝」批判を支持していることからも、国民の意向は見て取れる。
アボット首相が、悪魔に心を惑わされないよう謹んで忠告を申し上げたい。
』
でも、こういう記事はオーストラリア国民を「イラッ」とさせるだろうな。
中国人の傲慢さにオーストラリア人は「カチン」とくる。
相手の立場に立って考えられない中国の幼稚さということだろう。
世界で自分がいちばんエライ
と思い込んでいる。
他国はみな中華にひれ伏せ
とでも思っているのだろう。
『
レコードチャイナ 配信日時:2014年2月1日 6時0分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=82643&type=0
豪元首相
「中国は米国と権力を分かち合うべき、日本に不安を感じさせてはならない」―米メディア
●27日、オーストラリアのポール・キーティング元首相は、米ハフィントン・ポストに「中国は米国と権力を分かち合い、日本に安心感を与えるべき」と題した記事を寄稿、「国力の変化によって国同士の関係も移り変わる」と述べた。写真は中国軍。
2014年1月27日、環球時報によると、オーストラリアのポール・キーティング元首相は、米ハフィントン・ポストに
「中国は米国と権力を分かち合い、日本に安心感を与えるべき」
と題した記事を寄稿、
「国力の変化によって国同士の関係も移り変わる」
と述べた。
以下はその内容。
中国の台頭に対し、米国は地域の安定とより広汎な利益に奉仕する方法でアジアの新秩序構築に貢献しなければならない。
米国の責任に大きな注目が集まっている。
これは、米国はアジアで一人勝ちを続けることはできないという現実を受け入れ、中国とリーダーシップを分かち合う必要があるということを意味する。
中国にも同様の責任が求められている。
中国が大きな指導的役割を受け持つようになっていけば、巨大な力を運用する中で制限を受け入れ、厳守しなければならなくなるだろう。
大国がそのような制限を受けることは、国際秩序の成立を確かなものとし、長持ちさせる鍵になるからだ。
中国が新たな秩序に対してどのような責任を担うのか、確かなことはわからないが、
中国が役割を担うべき3つの重要な問題を提示することはできる。
①.1つ目、そして最も明らかなことは、
中国は世界に向けて武力の使用や威嚇による紛争の解決を拒否すると繰り返し約束しなければならないということだ。
中国が強大になれば、隣国の疑念を解いていく必要がある。
②.その次に、アジアの秩序はもはや米国だけに頼ることはできないということ。
だが、米国の積極的な役割なしに、あるいは中国が米国の役割を拒否すれば、アジアに安定と平和の未来はない。
③.3つ目、そして最も難しいのは日本の問題だ。
東アジアでもっとも強く、最も重要な関係にある両国関係の苦しみの歴史と現実の難題については周知の通りだが,
日本の安全が失われたり、日本自身が安全でないと考えるようになれば、
アジアにはやはり安定と平和はもたらされない
だろう。
』
_