2014年1月20日月曜日

人民解放軍幹部の汚職:軍独自の警察機構により外部から手が出せない

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● 17日、米ラジオ局ボイスオブアメリカ中国語版は記事「谷俊山事件で明らかに、想像を超えた中国官僚の汚職」を掲載した。 失職した軍人、谷俊山の邸宅からは純金の毛沢東像などトラック4台分のお宝が押収された。写真は反汚職教育展。
 汚職のトップは共産党。
 次は人民解放軍。
 3番目は官僚。
 共産党トップ汚職は派閥闘争となり権力が絡んでくる。
 人民解放軍の汚職には軍の規律で手が出せない。
 官僚汚職は習近平派以外は粛清される。
 この事件は少々珍しいものである。


レコードチャイナ 配信日時:2014年1月20日 0時35分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=81996&type=0

純金毛沢東像などトラック4台分のお宝、
汚職容疑の中将の邸宅を捜査―中国

 2014年1月17日、米ラジオ局ボイスオブアメリカ中国語版は記事
 「谷俊山事件で明らかに、想像を超えた中国官僚の汚職
を掲載した。

 調査報道で定評のある中国経済誌・財新が、汚職容疑で失職した
 元中国人民解放軍総後勤武副部長、谷俊山(グー・ジュンシャン)中将の事件について報じた。
 12年2月の失職から捜査が進められているが、いまだに公判は始まっていない。

 財新の報道によると、13年初頭に河南省の故郷にある邸宅の捜査が行われた。
 現地住民からは「将軍府」と呼ばれる、紫禁城風の大邸宅からはトラック4台分のお宝が押収されたという。
 純金製の船、食器、さらには毛沢東像まで押収された。
 さらに北京市を中心に数十件の不動産を所有していたという。

 官僚の汚職はいまや中国国民にとって最大の関心事の一つ。
 北京政法大学の何兵(ホー・ビン)教授は谷俊山事件は汚職が想像をはるかに超えた水準にあることをあらわにしたと論評している。




【劣化する人心と国土】


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