2014年1月29日水曜日

ロシアの駐中国大使:「外部の調停で日中の問題を解決する必要はない」

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●28日、ロシアのデニソフ駐中国大使は、「中国は日中関係をめぐる諸問題について、外部の調停により解決する必要はない」と表明した。写真は靖国神社。


レコードチャイナ 配信日時:2014年1月29日 0時56分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=82501&type=0

ロシアの駐中国大使、「外部の調停で日中の問題を解決する必要はない」―中国メディア

2014年1月28日、ロシアのデニソフ駐中国大使は、「中国は日中関係をめぐる諸問題について、外部の調停により解決する必要はない」と表明した。中国新聞社が伝えた。

中国外交部の程国平(チョン・グオピン)副部長とデニソフ大使は同日、北京でメディア向け説明会を開催。中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席だけでなく、日本の安倍晋三首相もソチ冬季五輪の開幕式に出席することについて、デニソフ大使は「中国は日中関係をめぐる諸問題について、外部の調停により解決する必要はない」と表明した。

さらに、デニソフ大使は「日中の調停をロシアに求めるのは奇妙な感じを受ける」と指摘。程副部長は「日中は互いに重要な隣国だ。われわれは日本との関係を重視しており、歴史に鑑みて未来志向の関係を築きたい」と述べた。


 ロシアにとって最大に敵は中国。
 しかし、今は中国は軍事品・エネルギーのお得意さん。
 よって発言はどうしても中国寄りになる。
 「お客様は神様です」
 でも内心は、中国を最後の敵とみなしている。
 なにしろ、圧倒的に長い陸続きの国境線を有している。
 何かのきっかけで、何かが起こっても不思議はないのがこの二国の関係。
 いまは、いっときの平穏状態で、こちらのほうが不思議ともいれる状況。
 ロシアにとって日本は、とりたてて目くじらたてるほどのものでもない。
 なにしろ海の向こう。
 ロシアにとってもっともいいのは
 「日本と中国が対峙してすくみ状態」
にあることだ。
 そうなればロシアは大国中国と面と向かって対峙することはなくなる。
 言い換えれば「漁夫の利」が得られる。
 勝手ぶつかり合って、中国がお得意さんになってくれればこんないいことはない。
 日本の台頭でロシアにとっては願ったりかなったりの状況にある。
 日本様さま、である。


2014/01/21 17:32   【共同通信】
http://www.47news.jp/FN/201401/FN2014012101002316.html

ロ大統領が訪日へ 


●安倍首相とプーチン露大統領

プーチン大統領が安倍首相の招待を受け入れ、訪日する意向とラブロフ外相。時期は今後調整。



International Business Times 2014年1月22日 0時36分 更新
http://jp.ibtimes.com/articles/53517/20140122/1390318591.htm

プーチン大統領訪日へ、領土交渉は大戦の結果めぐる認識重要=ロシア外相

 ロシアのプーチン大統領は、安倍晋三首相の年内訪日要請を受け入れた。
 日ロ両国は平和条約締結交渉を近く始める。ロシアのラブロフ外相が21日、記者会見で明らかにした。

 訪日の日程は決まっていない。

 ラブロフ氏は、大統領が訪日しても北方領土問題を早期に解決する方策はないと明言した。

 同氏は「過去数年間のロシアと日本の関係をめぐる一般的な環境が改善した」と指摘、領土交渉の再開につながったとした。

 また、領土交渉の第1弾は数週間以内に都内で開催され、第2次世界大戦の結果に関する認識が重要となるとの考えを示した。

 プーチン氏は大統領として2005年、首相として2009年に訪日している。





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