2014年1月17日金曜日

アジアにとって中国とは:「良き隣人なのか、それとも野蛮なゴリラなのか」

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レコードチャイナ 配信日時:2014年1月17日 8時
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=81846&type=0

中国は老練な交渉人なのか?
自国のイメージを犠牲に利益を確保―米メディア

 2014年1月13日、米ニュースサイト、ハフィントンポストは記事
 「中国は何を目指すのかを決める必要がある」 
を掲載した。
 15日、環球時報が伝えた。

 国際問題において、中国政府は静観しつつ機をうかがうのが得意だ。
 その好例がイラク戦争。
 参戦しなかったが、戦後は石油獲得に奔走し大きな成果を挙げた。
 しかしアジア諸国との外交では一方的な戦略を推進している。
 表面上は協調を呼びかけているが、実際は中国に従うことを求めているのだ。

 オバマ政権は「アジアへの帰還」戦略を打ち出しているが、中国政府の対抗策は巧妙なものだ。
 相手国の忍耐の限界を飛び越えたかと思えばその後は抑制する、こうした挑発的な行動を繰り返し、中国中心の新たな秩序を作り上げようというのだ。

 この巧妙な戦略を見るに、中国は無謀な少年というよりも、老練な交渉人と言うにふさわしい。
 だが中国はよく考えなければならないことがある。
 最終的に自国が何になりたいのか?
 他国から良き隣人と見られたいのか、
 それとも野蛮なゴリラと見られたいのか。
 両者を兼ねることは不可能なのだ。



レコードチャイナ 配信日時:2014年1月16日 16時56分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=81811&type=0

東アジアの政治リスク拡大、東南アジア諸国は「保身最優先」迫られる―マレーシア華字紙


●14日、中国新聞網によると、マレーシア華字紙・南洋商報は8日、東アジアの政治リスクが拡大しており、東南アジアの小国は保身を最優先させる必要性に迫られていると報じた。資料写真。

  2014年1月14日、中国新聞網によると、マレーシア華字紙・南洋商報は8日、東アジアの政治リスクが拡大しており、東南アジアの小国は保身を最優先させる必要性に迫られていると報じた。

 記事はよく知られているといううわさを紹介している。
 それは以下のようなものだ。

 「経済最盛期の頃、日本はなぜ戦争に負けたのかを議論する研究会を開いた。
 長崎と広島に落とされた原子爆弾もその要因ではあったが、それ以上に東南アジア諸国が中国の抵抗戦線を支援したことで戦局が停滞し、日本の国内経済では戦争を支えきれなくなり、敗戦に至ったと結論付けた。
 その後、日本は国策を徐々に変え、数十年にわたって無償や低金利での大規模な貸し付けによって東南アジアの国々の成長を支援するようになった。
 インドネシアやフィリピン、ベトナム、カンボジア、マレーシアなどの国はいずれもその恩恵にあずかり、マレーシアのマハティール元首相は『ルックイースト政策』を進めたが、これは実質的に日本を手本としたもので、多くの中国系企業家もこれに倣う格好となった」

 こうしたうわさの是非はともかく、第2次世界大戦からすでに70年が経過しようとしており、中国の台頭やソ連崩壊など政治や外交、経済、軍事など国際情勢は様変わりした。
 政治的な勢力争いの“プレート”はすでに移動し、東南アジアの国々のような小国が生き残るために最優先すべきは火の粉がかからないように注意し、状況に応じて自らの立場を保つことである。



レコードチャイナ 配信日時:2014年1月17日 11時5分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=81824&type=0

日本の「正常国化」という夢物語、実現には“米中戦争”が必要
=キーポイントは朝鮮半島―中国メディア

 2014年1月15日、中華網は、
 「安倍氏の過激な言動は、日本を正常な国にしたいとの狙いがあり、
 その実現には『脱米国』が必要
と報じた。
 以下はその概要。

 日本が「脱米国」を成し遂げるには、現状道は1つしかない。
 それは米中間の戦争だ。
 米中が戦争を起こせば共倒れは必至で、日本は「脱米国」を実現できるだけでなく、アジアにおけるリーダーシップをとることもできる。

 米中戦争が起きる可能性として、
①.朝鮮半島問題、
②.釣魚島(尖閣諸島)問題、
③.台湾問題
の3つが考えられるが、韓国の指揮に米国は大きくかかわっているため、
 米国は韓国を守る意味でも参戦せざるを得ない朝鮮半島問題が最も可能性が高いと言える。

 北東アジア情勢において、中国、米国、ロシア、日本の4カ国は大きな影響力を持っている。
 米中露の3カ国には衝突が存在する一方で、国連の安保理常任理事国として共通の利益も存在している。

 一方、第2次世界大戦の敗戦国である日本には制約があり、戦後に米中露が形成した局面を打破することはできない。
 そのため、日本は米中が陥落するようさまざまな策を講じている。
 この点から判断すると、米中露は朝鮮半島に注視する必要があると言える。




【劣化する人心と国土】


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