中国の環境汚染はとどまるところを知らない。
もはや北京は人間が健全に住める場所ではなくなった。
富裕層は中国都市部に見切りをつけて、アメリカ・カナダ・オーストラリアへと移住を開始している。
ちなみにこういう移民を「環境移民」というらしい。
彼らにとってこの国は、金儲けの地域でしかない。
北京に続いて上海も、人の住める場所ではないという称号を求めてまっしぐらに進んでいる。
そして猥雑な街、香港は。
そのうちここはパンクする。
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サーチナニュース 2014-02-13 15:30
http://news.searchina.net/id/1523976
北京の汚染「人類の居住に適さないレベル」=中国報道
中国メディア・中国新聞社は12日、上海社会科学院らがまとめた国際都市にかんする報告書で、
北京市の汚染度が限界値に向かっており、人類の居住に適さないレベルに近づいている
と報告されたことを報じた。
発表された報告書は、世界の主要40都市の経済、社会、文化、治安、生態、空間の6ジャンル18項目の指標でランク付けを行った。
記事は、北京市の生態指数が世界40都市の下から2番目の39位だったと紹介。
上海は36位、
香港は34位で、
最下位はモスクワ
だった。
ただ、モスクワが最下位の主な理由は「厳しい寒さと長い冬」とされた。
北京市はこのほか、健康指数、安全指数でも平均レベルを下回り、公共衛生サービスの不十分さ、犯罪率の高さが浮き彫りとなった。
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サーチナニュース 2014-02-13 13:34
http://news.searchina.net/id/1523954
北京市で渋滞ますます深刻に、1日909万人が車で外出
北京市交通委員会によると、同市中心部では月曜日から金曜日の平日に発生する渋滞時間が1日当たり1時間55分で、前年よりも25分長くなった。
「徒歩のみ」を除き、なんらかの交通手段を用いる外出者は1日平均延べ2779万人で、うち延べ909万人が自分で自動車を運転しているという。
中国新聞社が報じた。
渋滞については、「道路が混みあいながらも、なんとか前進できる」状態と、まったく動かない「完全渋滞」に分類しているが、月曜日から金曜日の「平日に発生する完全渋滞」は、前年よりも25分増加して1時間55分に達した。
市街地を大きく囲む六環路の内側で「徒歩のみ」を除き、何らかの交通手段を用いる外出者は1日当たりで、前年よりも延べ66万人増加して、3099人だった。
うち、市中心部における外出者は延べ2779万人で、自分で自動車を運転しての外出者は約3分の1の延べ909万人だった。
706万人は路線バスやトロリーバスを利用、572万人は地下鉄を利用、336万人は自転車を、181万人はタクシーを利用した。
北京では自動車の新規保有に制限を設けているが、自動車保有台数は前年比で約5%の23万6000台増加した。
うち自家用車の増加分は19万6000台だった。
一方で、北京市では道路建設がそれほど進んでおらず、2013年における総延長の伸びは前年比で1%に満たなかった。
そのため、さまざまな対策をとらねば、渋滞はさらに悪化することになる。
北京市にかぎらず、中国では深刻な大気汚染が続いているが、道路の渋滞は大気の質を悪化させる大きな原因になる。
なお、上記記事にある六環路は総延長180.58キロメートルの予定だが、約85キロメートルしか完成していないので、「六環路内側」とは予定路線の内側を指すと考えられる。
六環路は完成時の内側面積が約2290平方キロメートルで、東京都全体の2187平方キロメートルよりも広くなる。
北京市には二環路から六環路まで5路線の環状道路がある。
最も内側にある二環路は、かつての城壁を撤去して建設された。
内側の面積は62.5平方キロメートルで、山手線の内側面積の63平方キロメートルとほぼ同じだ。
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サーチナニュース 2014-02-19 06:30
http://news.searchina.net/id/1524440
大気汚染に措置講じず 国営TVが北京市政府を痛烈批判=中国
春節(旧正月)の締めくくりにあたる元宵節にあたった14日、北京市内では爆竹などによって大気汚染が深刻な状態となった。
中国メディア・中国網は、国営の中国中央テレビ(CCTV)がミニブログ上で
「霧を管理する人はいるのか」
と北京市政府の対応を痛烈に批判したと報じた。
批判は複数のメディアによって報じられたが、ほとんどのサイトでほどなく削除された。
中国網はCCTV経済チャンネルの公式微博(ウェイボー、中国語版ツイッター)アカウントが15日に発表した2つの「つぶやき」を紹介した。
①.1つめの「北京政府よ、霧に乗じて盲目を装うな」という「つぶやき」では、「政府は盲目であってはならない。
自分の責任を負え、無恥、無為になるな。
ここでは、霧を管理している人はいるのかと言いたい」とした。
②.2つめではPM2.5で記録的な数値が出ているのにいつまでたっても車両通行制限や工場の操業停止などといった措置をとらなかったことを批判。
「どんな汚染状況になったら『伝説』の緊急措置案を発動するのかわれわれには分からない」と語気を強めた。
この発言は人民網をはじめとする大手メディアを含む、多数の中国国内メディアによって転載されたが、18日にまでにそのほとんどが削除された。
当局から何らかの圧力が働いたものと思われる。
その代わりに、北京市の環境保護当局が
「基準に合った措置を発動した。
操業停止などの措置を出すレベルには達していなかった」
と釈明することを伝える記事が掲載された。
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AFP BBニュース 2014年02月20日 11:38 発信地:パリ/フランス
http://www.afpbb.com/articles/-/3008917
都市の生活環境水準ランキング、アジア上位に日本の4都市
●シンガポール中心部の風景(2013年6月21日撮影、資料写真)。(c)AFP/Roslan Rahman
【2月20日 AFP】米コンサルティング会社マーサー(Mercer)が19日に発表した2014年世界生活環境調査(Worldwide Quality of Living Survey)ランキングで、アジア地域の1位にシンガポールが輝き、2~5位を日本の都市が独占した。
1位にシンガポール
2位に東京、
3位に神戸、
4位に横浜、
5位
に大阪が入った。
一方、アジアで最下位の都市はバングラデシュの首都ダッカ(Dhaka)だった。
世界全体の都市ランキングでは
オーストリアのウィーン(Vienna)が1位に選ばれ、
2位はスイスのチューリヒ(Zurich)、
3位はニュージーランドのオークランド(Auckland)で、
4位はドイツのミュンヘン(Munich)、
5位はカナダのバンクーバー(Vancouver
)と続いた。
フランスのパリ(Paris)は27位だった。
一方、世界で最も生活の質が低い都市はイラクの首都バグダッド(Baghda)で、これに中央アフリカの首都バンギ(Bangui)、ハイチの首都ポルトープランス(Port-au-Prince)が続いた。
同ランキングは、外国人にとっての住みやすさという観点から、政情の安定度、犯罪率、大気汚染レベルなどを指標に世界の460都市をランク付けしたもの。
(c)AFP
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レコードチャイナ 配信日時:2014年2月16日 23時57分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=83450&type=0
環境汚染に耐えかねて移民する富裕層、
“環境修復費”を徴収せよ―中国
●14日、フィナンシャルタイムズ中国語版は、環境サイト「中外対話」北京オフィスの劉琴氏のコラム「富裕層移民と“環境修復費”」を掲載した。写真は自家農園で野菜を栽培する中国の富裕層。
2014年2月14日、フィナンシャルタイムズ中国語版は、環境サイト「中外対話」北京オフィスの劉琴(リウ・チン)氏のコラム
「富裕層移民と“環境修復費”」
を掲載した。
環境汚染の悪化が中国のエリート層、富裕層の海外移民の主要な要因になっている。
これは先日出版された「国際人材青書:中国国際移民報告2014」の指摘だ。
同報告書は雑誌「新財富」が13年に実施した調査を引用し、環境汚染が医療レベルと並ぶ海外移民の主要因になっていると報じた。
移民を対象としたアンケート調査では、70%弱が重要な動機になったと回答している。
13年までに海外に移民した中国人は934万人。
近年では投資移民の急増が目立つことが特徴だ。
それに伴い海外での不動産の購入も増え、米国、英国、オーストラリアでは“中国人不動産購入団”が新たな顧客として存在感を示している。
武漢大学の陳国恩(チェン・グゥオアン)教授は投資移民をする中国人に“環境修復費”を支払う義務を課すよう法整備するべきだと提唱している。
中国富裕層が稼いだ金は環境汚染を代価として得たもの。
金持ちになったからといって好き勝手に国を捨てることを許すべきではなく、環境を治すコストを負担するべきだと提案している。
海外への環境移民だけではなく、中国国内での環境移民も存在する。
大都市のごみごみした空間とひどい空気に耐えられない都市中産層が雲南省や海南省、山東省などの環境がよく人口も少ない中小都市に移住する現象だ。
ビジネスマン、芸術家、メディア関係者などに多い。
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レコードチャイナ 配信日時:2014年2月12日 6時0分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=83124&type=0
新たながん患者、中国が最多、世界の2割占める―香港紙
2014年2月7日、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、新たながん患者とがんによる死亡者の数が2012年に大幅に増加したと世界保健機関(WHO)が発表した。
とりわけ中国で増加が著しく、肝臓がんと食道がん、胃がん、肺がんの4大悪性腫瘍で中国は新たな患者と死亡者の数が最も多い。
8日付で参考消息(電子版)が伝えた。
WHOが発表した最新の「世界がん報告書」によると、中国で新たにがんと診断された病例は307万例で、世界全体の21.8%を占める。
また、がんによる死亡者の数は220万人で、世界全体のがんによる死亡者に占める割合は26.9%。
国際がん研究機関(IARC)によると、世界的に見ると現在最も発病率の高いがんは肺がんで、2012年に新たに増えた肺がん患者は180万人、死亡者は159万人で、そのうち3分の1以上が中国で発生している。
北京首都医科大学肺がん診療センターの主任医師は、喫煙や長期的に大気汚染に晒されていること、工場での作業が肺がんリスクを高める主因になっていると指摘。
肺がんと食道がん、胃がんは中国人が最もかかりやすい3大がんとなっており、「がんは治療できない」といった誤った認識を改め、早期の発見と治療のための知識伝達が不可欠だと話している。
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