中国人の日本観光客数が前年度比で10倍というのにビックラこいでいたら、続けてまたまた史上空前驚愕の数字が出てきた。
いわく
「中国の対日投資が激増・・・前年同月比500%増」
どうなっているのだ中国は。
通常なら資金の引き上げによる経済制裁を実行するのが筋だろう。
ところが内容は逆。
ということは中国投資家なるものは祖国の「裏切り者」ということになる。
それにしても、わからん。
前にも書いたが、どうもお金持ちと中国政府当局とは考えが異なっているということになってくると、少々危ういのではないだろうか。
『
レコードチャイナ 2014-02-18 13:30
http://news.searchina.net/id/1524388
中国の対日投資が激増・・・前年同月比500%増
中国政府・商務部の沈丹陽報道官は18日の定例記者会見で、1月における中国大陸から香港や台湾などを含む海外への金融取り引きを除いた直接投資が72億3000万ドル(約7409億円)だったと発表した。
対日投資は前年同月比で500%増だったと述べた。
沈報道官によると、中国大陸部の投資家は1月における合計で、全世界の128の国と地域の企業865社に対して、前年同月比47.2%増の72億3000万ドルの直接投資を行った。
1月末までに、中国からの金融取り引きを除いた直接投資は累計で5329億ドルに達した。
主な投資先は
★.香港、
★.東南アジア諸国連合(ASEAN)、
★.欧州連合(EU)、
★.オーストラリア、
★.米国、
★.ロシア、
★.日本
で、1月における投資額は45億8000万ドルだった。
前記の7つの国と地域に対する投資額合計の全世界向け投資額に占める割合は63.3%で、前年同月比では10ポイント低下した。
ただし、対日投資と対ロシア投資は大幅な増加をみせ、それぞれ前年同月比500%、281.8%増だったという。
香港への投資は同53.3%増、米国へは14%増だった。
EUへの投資は37.8%減、ASEANへは32%減、オーストラリアへは24.2%減だった。
対日投資が激増したことについて沈報道官は、単月だけのデータでは分析が難しいとの見方を示し、単月での投資額が激増した場合、たまたま大型の投資が1件あったか、複数の大型投資が重なった場合も多いと述べた。
』
投資比を整理すると、
★.日本:(+500%)
★.ロシア:(+280%)
★.香港:(+53%)
★.米国:(+14%)
★.オーストラリア:(-24%)
★.東南アジア諸国連合(ASEAN):(-32%)
★.欧州連合(EU):(-38%)となる。
日本の5倍、ロシアの約3倍が突出してすごい。
中国にとって日本とは見限ってならぬものということか。
それとも最も安全なリータンとみているのか。
『
サーチナニュース
http://news.searchina.net/id/1525140
1月の対日貿易・投資、大きく増加も中国政府「楽観できぬ」=中国
中国メディア・中国新聞社は24日、1月の中国の対日貿易額、投資額がいずれも予想を上回ったことについて、中国政府・商務部の沈丹陽報道官が「過度の解釈はすべきではない」とコメントしたと報じた。
記事は、中国政府のデータによると、
中国の対日貿易額が昨年は前年同期比5.1%減となったのに対し、
今年1月は同7.8%のプラスとなり各界の予想を大きく上回ったと伝えた。
また、1月における中国の対日直接投資額も同500%増という予想外の伸びをみせたとした。
そのうえで、沈報道官が24日に受けた取材の中で、
「春節などの理由により、1、2月の対外貿易額は反動幅が大きくなるため、1月分の対日貿易額や投資額の増減については過度に読み解かないほうがいい」
と語ったことを伝えた。
沈報道官はまた、
1月分の日本からの対中投資プロジェクト数や投資金額が昨年に引き続き減少傾向にあることを挙げ
「この点からいえば、前途は決して楽観的なものではない」
とも語った。
記事は、日本の「一部の政治家による撹乱」によって日中貿易はここ数年ん風雨に翻弄されている状態であるとした。
そして、安倍晋三首相による「侵略の歴史の否定、美化」が生んだ外交摩擦の影響で両国の経済貿易関係はさらに悪化するとの分析が多く聞かれると伝えた。
』