2014年2月28日金曜日

中国にはもう日本への対抗手段がない:一言覚えのオウムのように「中国は対日外交で常套句ばかり使う」

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●3日、中国の程永華駐日大使は、北京青年報の取材に応じ、中国のネットユーザーが「中国は対日外交で常套句ばかり使う」と中国の外交姿勢を皮肉る発言をしていることについて、「誤解が含まれている」と反論した。資料写真。

 中国が日本に反発して、恫喝し、圧力をかければかけるほど日本国民は安倍政権を支持することになる。
 だれでも、脅しを受ければ反発するものである。
 弱者には弱者の意地がある。
 「脅かせば引っ込む」というのは大国の発想。
 中国は脅し続ければ「日本が折れる」と思っているいるようである。
 小国の発想はそうではない。
 言い換えると「判官びいき」が小国の感情。
 負けると分かっていても、
 「義を見て為すは勇なきなり」となる。
 利害を計算して行動はしなくなる。
 これはどの民族、国家、宗教団体にも共通して見られること。
 つまり、中国が脅せば脅すほど、安倍政権の支持は拡大していくということになる。
 その程度のことがわからずして日本を敵に回すほどい中国政府もバカではない。
 ただ、それのほうが社会不満のガス抜きをし易いと思ってやっているにすぎない。
 中国当局は、
 そううすることで裏で安倍政権を支援する形になってしまっていることは百も承知
だということである。
 外交とはそういうものである。
 中国が反日行動を強めれば強めるほど、日本は「反中国の旗の下で結集」することになる。
 それが安倍政権持の拡大となる。
 中国政府はそのことを重々承知でやっている。
 強行手段がとれない今、それしかガス抜き方法がないということも納得しているといくことである。 


サーチナニュース 2014-02-28 16:00
http://news.searchina.net/id/1525564

安倍内閣の高支持率は日本人の右傾化示すと反発=中国版ツイッター

 2012年12月に発足した第2次安倍内閣は、アベノミクスと称される経済対策を背景に高い支持率を獲得した。
 発足から1年が過ぎても存続を危ぶまれる事態はなく、長期政権となる可能性も高い。
 
  中国メディアの新浪新聞によれば、安倍首相は2014年6月に内閣改造に着手する意向を固めたと報じた。
 高い支持率を得ている安倍首相はなぜ内閣改造に踏み切るのだろうか。
 新浪は、自民党内には“閣僚適齢期”といえる入閣待望組が少なくなく、党内にたまった不満を抑えつつ、15年度予算審議でエネルギー政策に関する障害を取り除くことなどが目的ではないかと報じた。

 中国の簡易投稿サイト・微博での反応を見てみると、ネットユーザーからは内閣改造ではなく、安倍内閣の高支持率に関するコメントが多く寄せられた。
 例えば
★.「対中強硬路線の首相の支持率が高いのは、日本人のナショナリズムと合致しているからだ」、
★.「日本は完全に右傾化したことがよく分かる。軍国主義も復活するだろう。
 われわれは戦争の準備をしなければ」
などといった意見だ。

 安倍首相に対して
 「右翼」とのレッテルを張っている中国人ネットユーザーからすると、安倍内閣の支持率が高いことは、日本人全体が右傾化していることの証拠と映るようだ。
 そのためか、
★.「日本の右翼はごく少数などというのは嘘(うそ)だった!」、
★.「日本政府と民衆を分けて考えるなんてもはや笑い話」
など、“右傾化こそが日本の民意”と捉えたコメントが多かった。
 なかには
★.★.「大きく値を上げた株価が支持率の背景」、
「安倍首相はもともと優秀な人だ」
と、アベノミクスの手腕や能力を評価するコメントも散見されたもののごく少数であり、
 多くの中国人にとって安倍内閣の高い支持率は脅威
に映ったようだ。



レコードチャイナ 配信日時:2014年3月4日 18時29分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=84356&type=0

「中国の対日抗議は常套句ばかり」との中国ネットの批判に駐日大使が「誤解ある」と反論―中国メディア

 2014年3月3日、中国の程永華(チョン・ヨンホア)駐日大使は、北京青年報の取材に応じ、中国のネットユーザーが
 中国は対日外交で常套句ばかり使う
と中国の対日外交姿勢を皮肉る発言をしていることについて、「誤解が含まれている」と反論した。

 程大使は、ネットユーザーから
 「常套句による抗議だけでは、問題の解決にはならない」
と非難する声があることについて、
 「外交において使う言葉には決まりがある。
 どのような言葉を使っているかで、事態の深刻度を知ることができる
と指摘。
 「外交交渉における全文を発表することはできない。
 対外的には要約した言葉で伝えるものだ。
 実際の交渉においては、鋭く対立することもしばしばで、突っ込んだ話し合いもしている
と答えた。



レコードチャイナ 配信日時:2014年3月6日 0時30分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=84379&type=0

日本の悪意ある行動には断固対応、中国大使が強硬論―中国

 2014年3月4日、中国新聞網は、駐日本中国大使の程永華氏のコメントを掲載した。

 4日、中国全国政治協商会議委員、駐日本中国大使の程永華(チェン・ヨンホワ)氏は北京市でメディアの取材に答え、日中関係についてコメントした。
 日中関係の悪化から戦争に発展するとの見方については、
 「我々は対話と交渉を主張しているが、同時に(日本が)悪意をもってトラブルを作り出してきた場合、断固対応するという意志を持たなければならない」
と発言した。

 程氏は、日中関係が国交正常化以来最も困難な時期を迎えたとコメントした。
 靖国参拝は超えてはならない一線だったが、安倍首相は踏み越えてしまったと指摘。
 対話のドアを閉じる行為だと批判した。

 また日中両国の世論調査で約90%が相手国に好感を持てないと回答している問題について、より多くの民間交流が必要だと発言した。
 程氏は「大多数の日本人は平和を愛し中国との関係改善を希望している」と指摘。
 民間交流を増やし、互いを理解し信頼関係を築くことが重要だとコメントした。



レコードチャイナ 配信日時:2014年3月6日 8時10分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=84412&type=0

<全人代>李克強首相報告「歴史を決して後戻りさせてはならない」=日本を強くけん制―中国メディア

 2014年3月5日、新浪専欄は、中国北京市で同日開幕した第12期全国人民代表大会(全人代=国会)第2回会議で李克強(リー・カーチアン)首相が読み上げた政府活動報告について独自解説記事「首相報告から中国外交の新動向を読む」を掲載した。
 以下はその概要。

 政府活動報告に大きな変化はなかったが、中国は発展途上にある国家として、周辺国との外交、大国としての関係構築に重きを置くことととなった。

 注目すべき点は以下の3項目。
 まず第1に周辺国との外交を推進し、第二次世界大戦の勝利による成果と戦後の国際秩序を守り、歴史を決して後戻りさせないこと。
 これは明らかに日本に向けたアピールだ。尖
 閣諸島(中国名・釣魚島)の領有権問題を発端に、日中関係は悪化の一途をたどっている。
 安倍晋三首相の靖国神社参拝は、中国と韓国だけでなく米国にも不快感を与えた。
 戦後の国際秩序を守るため、日本には鮮明な態度を示す。

 第2には国家主権、安全と利益を断固として守り、国民や企業の海外における合法的な収益を保護する。

 第3に大国としての責任を負い、国際事業に積極的に関与し、世界的な問題の解決に寄与する。



【参考】

サーチナニュース 2014-01-09 09:06
http://news.searchina.net/id/1520493

中国にはもう・・・日本への対抗手段がない=中国版ツイッター

  2009年に尖閣諸島(中国名:釣魚島)海域で中国漁船衝突事件が発生した際、
★.中国はレアアースの輸出制限という対抗処置を取った。
 さらに12年の尖閣諸島国有化の際は
★.中国全土で反日デモが発生、政府当局はデモを容認した。
 しかし、安倍首相が13年12月26日に行った
★.靖国神社参拝に対しては、中国は今のところ特別な措置は取っていない。

  靖国問題に対し、中国はなぜ何ら行動を起こさないのだろうか。
 「中国にはもう対抗手段がない」と伝える一部メディアもあるが、本当にそうなのだろうか。
 中国の簡易投稿サイト・微博で中国人ネットユーザーたちの意見を覗いてみると、やはり「わが国は対抗措置を取るべき」との声が多く寄せられていた。
 しかし、対抗措置の具体的内容としては「日本製品の不買」という代わり映えしない意見ばかりだった。

 「日本製品のボイコットを心がけよう」、
 「日本との自動車貿易を断絶すべき」
などといった主張が殺到していたが、中国市場では日本車の販売が急激に伸びており、ネットユーザーたちの主張とは裏腹に日本車の販売はしばらく好調が続くだろう。
  さらに、中国が09年に行ったレアアースの輸出制限を持ち出し、
 「たった1グラムのレアアースも日本に譲るべきではない」
という主張も散見された。
 レアアースの輸出制限が有効と考えている中国人は今もいるようだ。
  確かに中国によるレアアース輸出制限で日本は一時的にダメージを受けた。
 日本はすぐさま調達先の開拓やレアアースの使用量を減らす技術、代替品の開発を進めたため、レアアース価格は大幅に下落、結果的に痛い目にあったのは中国だった。
  ネットユーザーたちのコメントを見る限りでは、特に「有効」と思われるような対抗策は挙がっていなかった。
 結局のところ
 「中国には“強烈な不満”の表明と“厳正な抗議”しかないことはみんな知っている」
という中国人ネットユーザーの意見のとおり、
 中国には本当に対日制裁の有効な手段がない
のかもしれない。



レコードチャイナ 配信日時:2014年3月5日 11時58分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=84372&type=0

日本のレアアースの中国依存は今も続いている―中国メディア


●3日、「チャイナリスク」の代名詞ともなった「レアアース」(希土類元素)は話題に上ることがなくなっているものの、供給に懸念のある状況は今も変わらないと伝えられている。写真は四川省にあるレアアースの採掘場と生産工場。

 2014年3月3日、米爾網によれば、以前は「チャイナリスク」の代名詞ともなった「レアアース」(希土類元素)は現在、話題に上ることがなくなっているものの、日本のレアアースにおける中国依存は依然として続いているという。

 日本はレアアースの9割近くを中国からの輸入に依存しているが、2010年9月に起きた「尖閣諸島中国漁船衝突事件」をきっかけに、中国が外交カードとしてレアアースの対日輸出を禁止する措置に出たことで供給不足を懸念する騒動が起きた。
 一時は価格が数倍にまで跳ね上がり、混乱は2011年夏まで続いた、

 レアアースの輸入を一国に依存するリスクが指摘され、その後は買い付けルートの多様化が図られたが、品質などの問題から現在も日本の中国への依存は続いている。
 東京大学生産技術研究所の岡部徹教授は
 「レアアース輸入で日本の企業が中国に弱みを握られている状況は変わっていない」
と指摘している。

単に中国が日本に安値でレアアースを販売している、ということなのであろう。
 もし、安く売らないなら購入先を替えることになるだけだろう。


2014/03/26 22:53   【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201403/CN2014032601001920.html

レアアース、中国輸出規制は違反 日米欧がWTO紛争勝訴

 【ジュネーブ共同】
 中国によるレアアース(希土類)の輸出規制措置をめぐり、日本と米国、欧州連合(EU)が世界貿易機関(WTO)に訴えていた通商紛争で、WTOの紛争処理小委員会(パネル)は26日、日米欧の訴えを全面的に支持し、中国の輸出規制を協定違反と認定、同国に措置の是正を求める報告書を公表した。

 パネルは裁判の「一審」に当たり、中国は最終審に当たる上級委員会に上訴する可能性がある。
 ただ、上級委員会が結論を覆す可能性は低いとみられる。

 日本を含む先進国のハイテク産業に大きな影響を与えた中国のレアアース問題をめぐる通商紛争は、提訴から2年で区切りを迎えた。






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