2014年2月6日木曜日

「中国ヨイショ」に邁進する英国:なかなか中国に食い込めない苛立ちか

_

●ティム・ヒッチンズ駐日英国大使


レコードチャイナ 配信日時:2014年2月4日 21時26分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=82840&type=

駐日英国大使、「日本は歴史問題で犯した過ち認めるべき」―日本メディア

 2014年2月3日、日本メディアの報道によると、ティム・ヒッチンズ駐日英国大使は、東京都内で開かれた内外情勢調査会で講演し、中韓両国が批判している日本の歴史問題について、
 「過去の過ちを挽回する最善の方法は、犯した過ちを認め、より良い未来を積極的に築くことだ」
と語った。
 新華網が伝えた。

安倍晋三首相の靖国神社参拝に関しては、
 「慎重な姿勢で取り組み、周辺国との関係改善に向けた環境を整えるべきだ」
と述べた。


 先日首相自ら出向いてきているほどに中国に取り入りたいイギリス政府だが、なかなか中国はウンといわない。
 次は日本批判で「中国ヨイショ」をやるようである。


レコードチャイナ 配信日時:2014年2月5日 22時21分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=82903&type=0

駐日英大使「日本は過ちを認めよ」と発言
=「期待するのが間違い」「全部日本のせい?」―中国版ツイッター

 2014年2月5日、ティム・ヒッチンズ駐日英国大使の発言に、中国ネットユーザーがコメントを寄せている。

 ヒッチンズ大使は、中韓両国が批判している日本の歴史問題について
 「過去の過ちを挽回する最善の方法は犯した過ちを認め、より良い未来を積極的に築くことだ」
と語った。
 安倍晋三首相の靖国神社参拝に関しては、
 「慎重な姿勢で取り組み、周辺国との関係改善に環境を整えるべきだ」
と述べた。

 このニュースに中国ネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。
 以下はその一部。

●.「よくぞ言った。歴史を認めない国は滅びる」
●.「ファシズムは全人類の敵だ。日本は必ず歴史の清算をしなければならない」
●.「英国はやっぱり米国より賢明。歴意は悪意に染められてはならない」
●.「日本が侵略を認めることを期待する方が間違っている。日本は“神風特攻隊”まで世界遺産に申請しようとしているのだぞ」
●.「欧州諸国は第1次世界大戦の教訓をくみ取り、第2次世界大戦の後にドイツに徹底的に清算させた。だから第3次世界大戦が起きなかったのだ」

●.「東アジアには同じ過ちを抱える二つの国がある。
 一つは歴史の過ちを認めない国で“清算”が必要。
 もう一つは現在、過ちを奨励している国で“抑制”が必要」
●.「日本は英国の植民地支配からアジアを解放した。
 それによりインド、フィリピン、ビルマ、インドネシア、シンガポールが独立し、イギリス軍はチベットから撤退した」

●.「偏狭な愛国主義者たちよ。
 君たちが家を買えなかったり、資源が枯渇したり、大気汚染が深刻になったり、都市管理局員が横暴な振る舞いをしたり、医者が救える命を見殺しにしたり、役人の汚職が絶えないのは、全部、日本のせいなのか?」
●.「日本人であれ、中国人であれ、韓国人であれ、みなアジアの国の黄色人種。浅い歴史にどれだけの意味があるのか。世界に必要なのは平和だ」


 下は中国の駐英大使。
 中国の外交官は「反日踏み絵」で保身に邁進する必要にかられている。


レコードチャイナ 配信日時:2014年2月10日 19時11分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=83176&type=0

中国の駐英大使、「防御的国防政策」を語る―中国メディア


●10日、中国の劉暁明駐英大使はこのほど、アジア及び周辺諸国をめぐる中国の外交政策について全面的に詳述した。写真は中国海軍。

 2014年2月10日、中国の劉暁明(リウ・シャオミン)駐英大使はこのほど、英国の王立国際問題研究所(RIIA)で「中国はアジアの平和・安定の力だ」と題する講演を行い、アジア及び周辺諸国をめぐる中国の外交政策について全面的に詳述した。
 劉大使は「中国の軍事費増加についてどう思うか」という聴衆からの質問に対し、中国の国防政策における「防御性」と「平和性」について、次の通り項目別に詳述した。
 人民網が伝えた。

(1).中国の国土は極めて広大で、面積は960万平方キロメートルに及ぶ。
 これは英国の40倍、日本の25倍に相当し、軍事費は両国の2倍に達する。
 中国は14カ国と陸続きで、8カ国と領海を接している。
 英国と日本は何カ国と接しているだろうか?
 中国の陸上国境線は2万2000キロ、海上国境線は3万2000キロに及ぶ。
 中国軍は国家の安全を守るという面で極めて重い任務を担っている。

(2).中国の軍事力増加は国家の経済・社会発展レベル及び国防需要に伴うものでなければならない。
 中国経済は過去30年あまり、2桁台の年成長率を維持してきたが、国防予算がGNPに占める割合は年々低下している。
 また、中国の国民1人あたりの軍事費支出は大国各国の中で最も低く、米国の22分の1、英国の9分の1、日本の5分の1にとどまっている。
 また、軍人1人あたりの軍事費を見ると、中国は米国の10分の1、日本の5分の1だけだ。
 これらの数値から、中国における軍事費の増加は適度であると言える。

(3).中国の外部環境はさらに複雑化し、海外利益は増加の一途を辿っている。
 中国の貿易相手国はますます増え、今では米国を追い抜き世界最大の貿易国となり、国際航路の安全に対する関心は高まり続けている。
 中国は国連平和維持活動を重視し、積極的に参加するだけではなく、ソマリア海域に海軍を派遣し、中国および各国の商業船の護衛任務を担っている。

(4).中国では軍事の透明性がますます高まっている。
 国防白書を隔年で発表し、中国の国防政策と国防建設を全面的・包括的に紹介している。
 また、中国の国防予算案は毎年、全国人民代表大会に提出され審査・批准を得なければならず、その内容は開示されている。
 中国の軍事の透明性を疑問視する人はこれらの報告書に目を通すと良い。

(5).中国の核戦略は最も透明性が高い。
 中国は核大国のうち、
 「核兵器の先制不使用」、
 「非核保有国に対して核兵器を使用しない」
ことを承諾している唯一の国である。

(6).中国は平和発展の道を堅持し、覇権主義を反対する。
 これは中国憲法にはっきりと記されている。
 中国はこれまでに、外国の領土を少しでも占領したことはなく、海外に軍事基地を一切保有していない。
 中国の国防政策は完全に防御的で、平和的なものである。

(提供/人民網日本語版・翻訳/KM・編集/TF)




_