2014年3月10日月曜日

いよいよはじまったのか、おから工事の悪災が:中国の築15年以上の建造物は要注意になる

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●斜塘大橋


サーチナニュース 2014-03-10 17:49
http://news.searchina.net/id/1526412

上海の斜塘大橋が傾く、崩壊の危険もありで通行止めに

 上海市内を流れる川、斜塘に架けられた松蒸公路・斜塘大橋が10日朝、封鎖された。
 橋面に傾きがあると分かったため、交通警察が同橋を封鎖し、通行を禁止した。
  歩行者の通行も禁止され、利用者は迂回を余儀なくされている。
 交通警察は市民に
 「迂回に協力してください。自分の命をもてあそばないでください。
 くれぐれも、警察の制止を聞かずに強行突破したりしないでください」
と呼びかけている


 いよいよ始まったのか、おから工事の問題発生が。
 急速な経済発展によって強度計算もずさんな建設工事が続いてきた。
 さらには、上層部の汚職ピンハネによっておから工事が当たり前に横行したという。
 通常、新築建造物はメンテナンスなしでも30年は正常に機能する。
 その後はメンテナンスを強化することで寿命をのばすことができる。
 しかし、構造強度計算が不備だったり、おから工事だったりするとその半分くらいで不具合が表面化し、想定外の荷重がかかると一気に崩壊へと進む。
 築15年以上の建造物は要注意になる。


 続報によると、当て逃げのようである。
 話が面白い。
 「大型船が橋に当て逃げした」
 一般の国では考んがえられないが中国では起こるようである。


サーチナニュース 2014-03-11 10:41
http://news.searchina.net/id/1526466

橋傾き「倒壊の恐れ」で封鎖・・・原因は大型船「当て逃げ」=上海

 上海市内を流れる川、斜塘に架けられた松蒸公路・斜塘大橋が10日朝、橋面に傾きがあり倒壊の恐れがあるとして封鎖された件について、橋に異常が発生した原因は船舶の「当て逃げ」だったことが分かった。
 京華時報などが報じた。  
 松蒸公路・斜塘大橋に船舶が衝突したのは9日夜という。
 同船はそのまま逃走した。
 当局が行方を追っている。

 道路行政部門の関係者によると、大型船が同橋の9号橋脚に激突したとみられる。
 猛烈な勢いだったのは確実で、衝突部分のセメントは砕けて飛び散り、内部の鉄筋も破断された。
 橋脚上部にも亀裂が走った。
 衝突の結果、橋の構造全体が重大な損傷を受けたという。
 当局は早急に修理すべく、方策を検討しているという。
 
  中国、特に南部では内陸水系を利用した水運が、重要な運搬手段だ。
 海から離れた西部地区の四川省瀘州市までも通常時、長江を使って3000トンの船舶の航行が可能。
 満水時には7000-8000トンの船舶が通航できる。
 この長江水運を十分に利用するために、瀘州国際コンテナバースが設けられた。  
 内陸水系を利用した水運は、陸運に比べて大量の物資を1度に運べ、道路や鉄道建設に比べればインフラ整備への投入が少なくて済むと言う利点があるが、渇水期には輸送能力が大きく減じるなどの問題がある。

 また、河川を通航する船舶が橋脚などに衝突する事故も、時おり発生している。
  2011年には武漢長江大橋の橋脚に排水量約1万3000トンの原油タンカーが衝突し、逃走する事件が発生した。



サーチナニュース 2014-03-11 11:00
http://news.searchina.net/id/1526467

中国でまた道路陥没事故、巨大穴出現で住民100人が避難=広西

 中国南部、広西チワン族自治区の柳州市で10日夜、集合住宅近くの道路に突然、6―7平方メートルの巨大な穴が開き、一部の住宅に亀裂が入った。
 消防士らが出動し、集合住宅4棟に住む住民約100人が避難した。
 中国では各地で道路の陥没事故が相次いで報じられている。



レコードチャイナ 配信日時:2014年4月4日 21時18分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=86076&type=0

浙江省で5階建てビル倒壊、住民が生き埋めに―中国


●4日、中国浙江省奉化市で5階建てビルが倒壊し、住民とみられる2人が生き埋めになっている。

 2014年4月4日、海外網によると、同日午前8時45分ごろ、中国浙江省奉化市で5階建てビルが倒壊し、住民とみられる2人が生き埋めになっている。

 住民の話によると、同日午前8時20分ごろにビル脇の地上を歩いていたところ、上空から破片が落ちてきたという。
 その5~10分後、ビル全体が倒壊したとみられる。
 救急隊が駆け付け、住民とみられる5人を救出した。

 ビルは1994年に建てられ、20世帯前後が入居していた。
 開発主体は同市の不動産企業で、合わせて40世帯が入居可能なビルだった。
 同市当局が現場検証している。

 1994年で「築20年」となると手抜き工事が行われていると、新築時のマッチングがズレれて崩壊する。
 今後、この手のビルの崩壊は多発することになる。
 おそらく「築30年」となる前にヤバイことが起こる可能性が大きい。